炭化水素系洗浄装置




自動3槽式洗浄装置
 設備の特徴 
  

  1)各槽に脱気機能装備

    圧縮空気により真空を発生させて、液中の溶存酸素を取り除くことで
    超音波の効率を高めます。
    被洗浄物に止まり穴や空気溜まりが出来る構造の場合には、
     タンク内を真空ポンプで減圧することにより空気を抜きます。


  2)乾燥は時間+真空度で制御
    一般的に乾燥は時間で制御していますが、本機の場合は真空度により
    液残りを検知し、乾燥時間を制御しています。
    乾燥槽内に液残りがある場合には真空度が下がらないため乾燥時間を
    伸ばします。洗浄物の投入量により乾燥時間が変動します。


  3)内作の蒸留再生器による省スペース化
    蒸留再生器を内作することにより、装置内に設置できるため装置を
    小型化できます。



 〈システム例〉


   ITEM    TANK1      TANK2        TANK3
   
   工程     洗浄       洗浄     蒸気リンス+真空乾燥 



  脱気    〇     〇

  超音波  25kHz    25kHz

  循環    〇     〇

  真空減圧 オプション オプション

  揺動    〇     〇

  回転   対応可    対応可 

  蒸留再生  〇     〇       〇